地元幼児園に『小里の稲荷様の昔話゛いなりさまのおつかい”』紙芝居が、
見つかり幼児園の保育士さんのご好意により拝殿にて、園児の前で紙芝居演じてもらいました。
*小里の稲荷様昔話゛いなりさまのおつかい”を以下要約した内容です。
小里の泰山のふもとの百姓の家に佐吉という子がいました。
おとうさんが仕事の無理がたたって重い病気になってしまいました。
あるお医者さんのいうには、朝鮮の国の妙薬である人参があれば治ると言います。しかしそんな高価なものはとても買うことができません。
佐吉はいつものように氏神様へお詣りしました。
「どうか、おとうの病を治す人参を恵んでください…」と必死にお願いしました。
次の日稲荷様へ行ってみると、ほこらの前に人参がおいてありました。
おどりあがってよろこんだ佐吉は、それを持って帰ると、せんじておとうさんへのませました。不思議なことにおとうさんの病気は軽くなり、ひとつきもしないうちに、もとの体にもどることができました。
お礼詣りに行った佐吉は、油揚げをお供えしました。
今では、小里の稲荷様は大きなお社になって、大勢の人がお詣りするようになりました。