
主祭神 3柱 宇賀魂命 豊受比売命 猿田比古命
摂末社祭神 建速須佐之男命
主祭神 宇賀魂命 うがのみたまのみこと

宇賀魂命 うがのみたまのみこと
八百万の神の絵師
持田大輔作(著作権は、左記に帰属する)
©Daisuke Mochida 2022
宇賀魂命 うがのみたまのみこと
(建速須佐之男命の子供)
全国の稲荷神社で祀られる神さま。「お稲荷さん」と呼ばれ親しまれています。名前の宇迦は食(うけ)と同じ意味で食物の事をさし、八百万の神の中で最も有名な食物神です。「衣食住ノ太祖ニシテ萬民豊楽ノ神霊ナリ」と崇められ、五穀豊穣、商売繁昌、家内安全、諸願成就の神として広く信仰されています。
主祭神 豊受比売命 とようけひめのみこと

八百万の神の絵師
持田大輔作(著作権は、左記に帰属する)
©Daisuke Mochida 2022
豊受比売命 とようけひめのみこと
(伊勢神宮外宮の御祭神)
アマテラス大神の食べ物の調達する神さま。食物神であり食物・穀物を司る女神である、伊勢神宮の御饌(みけ)の神として知られています。衣を隠されて帰れなくなった天女がトヨウケヒメの原像とされています。
主祭神 猿田比古命 さるたひこのみこと

八百万の神の絵師
持田大輔作(著作権は、左記に帰属する)
©Daisuke Mochida 2022
猿田比古命 さるたひこのみこと
(天孫降臨の案内役)
天孫降臨神話に登場する人気の神様です。猿とも天狗ともいわれる怪奇な風貌をしています。天孫を道案内した故事から導きの神、道の神とされます。また、アマテラス大神以前の太陽神ともされます。アメノウズメ命と結婚したことから縁結びの神としても有名。サルタヒコ命を祭神とする神社は全国に二千余社を数え、交通安全の守護神として警視庁にも祀られています。
摂末社祭神 建速須佐之男命

八百万の神の絵師
持田大輔作(著作権は、左記に帰属する)
©Daisuke Mochida 2022
建速須佐之男命たてはやすさのおのみこと
(宇賀魂神の父親)
宇賀魂神の父君イザナギ命の禊によって生まれた三貴子の一神。神名の「建」も「速」も勇猛を意味し、「スサ」は荒ぶる、凄まじいに通じる言葉から名前の通り猛々しい神です。神話のスサノオ尊はなかなか複雑で、あるときは乱暴者、あるときは英雄です。それゆえに変化に富んだ謎の多い神とされ、人間のような俗っぽい雰囲気を感じさせる神さまです。防災防疫の神、木の神などの神格を持ち、日本で初めて和歌を読んだことから歌人の神ともされます。
*摂末社祭神とは、主祭神(しゅさいじん)と呼ばれる。当神社の主祭神3柱の荷機稲荷神社本来の神のほかに、主祭神やその神社の由緒と浅からぬ縁(宇賀魂神の父親にになります)があり、主祭神と同じく本殿に祭られる相殿神(あいどののかみ)を摂末社祭神といいます。