令和7年3月9日二の午大祭・祈年祭
令和7年3月9日(日曜日)二の午大祭・祈年祭斎行。
「初午」とは、「2月の最初の午の日」のこと。また、この日に行われる全国各地の稲荷神社のお祭りのことでもあります。祭事では豊作、商売繁盛、開運、家内安全を祈願します。ニの午は、次の午の日となります。
なぜ2月?
その昔、和銅4年(711年)の2月の最初の午の日に、穀物の神様が稲荷山(伊奈利山)に降り立ったとか。この故事から、「お稲荷さん」の名でおなじみの稲荷神社で祭事が行われるようになったとされています。
3月でもよいの?
荷機稲荷神社初午大祭は、もともと2月でしたが、雪積る時期でもあり難儀であった。以下の理由もあり3月に変更したのかもしれません。
旧暦2月の初午の日は今の3月にあたり、ちょうど田んぼや畑の準備を始める時期だったため、豊作を願って稲荷神社に参拝する習慣ができたという見解も。ちなみに、稲荷の名は稲作の「稲生り」から来たともいわれています。
【春を告げる祭】の所以でもあります。
祈年祭とは?
祈年祭は「きねんさい」や「としごいのまつり」と読まれます。
その年の穀物に対する災いを防ぐとともに豊穣や平安を祈ることを主な目的とするもので、朝廷から祈年祭を執り行う全国の神社に幣帛が奉られていました。
神殿にお供えに、豊作を願い稲作モミ米をお供えします。






